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【経費率を気にする馬鹿らしさ】ETFの経費率は低ければいいという訳ではない


どうも、あいうえです。

 

突然ですが、皆さんはETFを選ぶ際に、経費率をどれくらい重視していますか?

 

いろんなところで「ETFの良さは経費率(手数料)が低いこと!」だと言われるせいか、世の中にはETFの経費率を結構気にする人が多いイメージがあります。

 

いいけど、経費率が高いからなぁ……という声もしばしば。

 

しかし、この記事では「そんなに経費率を気にしてなんの意味があるの?」ということを伝えていこうと思います。

 

そこで、今回はまず経費率とは何か?について一緒に勉強をした後に、私が経費率についてどのように思っているかを紹介出来たらと思います。

 

 

 1 ETFの経費はどのように引かれてるのか

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まずは経費率というものについての解説です。

 

よく、このETFの経費率は何%だとか書きますがそもそも経費ってどのタイミングで引かれているのかご存知でしょうか?

 

毎月の1日? 毎年の1月1日?

 

いいえ。実は、毎日引かれています。

 

よく考えてみたら当然ですよね。どこかのタイミングでまとめて徴取しているとかだったら、その直前に売って、経費がとられてから買いなおすとかできてしまいますからね。

 

もちろん、投資額の少ない投資家だったら取引手数料の方が高くついてしまいますが、大手投資家だといいタイミングで売り買いして経費率分得することができてしまいます。

 

まあ、流石にそんなのは不公平なのでETFの経費率は毎日少しずつ引かれています。

 

2 経費率の高いETFと低いETFの違いとは?

 

ETFを沢山見ていると、結構経費率が違うことが分かります。2018年7月現在、私が知る限りは0.03%が最低の経費率ですが、高いものだと1%を優に超えるものもあります。

 

1%を超えてくるとETFは経費率が低いだなんて嘘じゃないかと思ってしまいますね。

 

なぜこんなにも違うのでしょうか?

 

まず、答えの一つは規模の違いです。

 

規模の大きいETFほど経費率は低い傾向があります。

 

自然ですよね。大量生産品は安いみたいな感じで。

 

一応少し理由も説明しますと、ETF運用会社はETFを利用して貸株などを行っているので、規模が大きくなれば経費率を下げることができると言われています。

 

貸株で利益を得られているのだから、経費率を低くして一杯お金を預けてもらった方がお得という論理ですね。

 

 

なので、一部のETFは将来的には経費率が0%になると予測されています。VTIとかIVVとかの化け物ETFくらいですが。

 

他にも、時価総額加重のETFの方が経費率が安いと言われています。

 

最近はスマートベータなどで、配当金加重を始めとしたファンタメンタル加重のETFも増えていますが、それらはコストがかさみ経費率が高いと言われています。

 

時価総額加重の方が管理の手間が省けるらしいです。

 

あとは、ライバルの経費率より低くしたいという競争が働いているのも経費率引き下げの大きな要因になってます。

 

ブラックロック社とバンガード社の経費率引き下げ競争は個人投資家には嬉しい限りです。

 

流石に倒産するまでやられると逆に困るのでほどほどにはして欲しいですが……。

 

3 経費率を比較したって意味がない

 

今までETFの経費率についてだらだらと書いてきましたが、私としては、経費率はあまり気にしなくていいのではないかと思っています。

 

例えば、EIDO/ iシェアーズ MSCI インドネシアETFというのがあります。

これはインドネシアの株価に連動するETFで経費率は0.62%です。

 

一方、SP500に連動するIVVの経費率は0.04%です。

 

この二つには0.58%の経費率の差があります。意地悪な言い方をすれば15倍ってやつですね。

(ちなみに、非常に低いもの同士を比較して〇〇倍と形容するのはよくある詭弁です。リスクが100倍!とかそのあたりでよくみますね)

 

15倍というのはまさしく雲泥の差です。じゃあ、EIDOなんて買う訳ないですか?

 

しかし、冷静に考えてみてください、逆に言えばたった0.58%です。

 

もしあなたに、インドネシアはアメリカ以上に成長するという自信があるのならば経費率など無視してEIDOを買うべきです。

 

確かに、0.58%の経費率の差はハンデとしてありますが、たった0.58ですよ?

 

簡単にひっくりかえります。

 

もちろん、アメリカの方がインドネシアより成長すると思うなら買うべきではないですが、インドネシアが有望だなと思ってるのに経費率がちょーっと高いだけで投資しないのは明らかに馬鹿な行動です。

 

そもそも二つのETFはまったく別物だからです。EIDOはインドネシアに、IVVはアメリカに投資するETFです。全然違うじゃないですか。

 

この二つのETFの経費率を比べることにどれほどの意味があるでしょうか?

 

私はないと考えます。

 

これは国ごとの比較以外にも言えます。ファンタメンタル加重のETFの方が時価総額加重より優れていると思うのならば(そしてその差が経費率の差より大きいと思うのならば)、経費率など無視すべきなのです。

 

気にすべきはリターンであり、経費率ではありません。当然のことです。

 

もちろん、似たようなETFを比較する場合には流動性や経費率くらいしか比較できるものがないので経費率を気にしてもいいかもしれません。

 

しかし、大事なのは経費率が低いことではなくリターンです。これを忘れて経費率の低いものに投資して喜ぶのは目的を見失っています。注意してください。

 

さいごに 

 

ということで、経費率についてのお話でした。

 

私もETFの紹介ページでは情報として経費率を毎回書いていますし、場合によっては何かしらのコメントを残しているのですが、私自身の投資判断の際には経費率なんてほぼ見ていません。一応ちらっとみるくらい。

 

それはこの記事で書いたように、経費率なんて気にしたってしょうがないという思いがあるからです。

 

実際、0.数パーセントの経費率よりかは流動性を取った方がいい場合なんてしょっちゅうあります。

 

リターンは分からないけどコストは確定してる!だからコストを減らすんだ!という主張は一見もっともらしいものですが、実のところ意味不明な主張でもあります。

 

むしろ、長期的なリターンに目を向けず、目先の分かりやすいコスト削減に注力してしまうのは失敗する典型的なパターンです。

 

大事なのはリターン(もしくはリスク調整済みリターン)であるということを忘れないようにしましょう。

 

お読みいただきありがとうござました。