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外貨預金の本質とは【外貨を持つ意味】


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どうもあいうえです。

 

なんか、世の中には外貨預金というものがあるみたいですね。

 

私は外貨預金自体はしていないのですが、米ドルを使って投資しているので実質外貨預金をしているようなものです。

 

ということで、今日は日本円以外の通貨を持つことの意味について考えていきたいと思います。

 

 

1 外貨預金は儲かる?

 

なんか、外貨預金について調べて銀行のホームページに行くと大体「高金利通貨」とか「円安で儲かる」とか書かれています。

 

私その辺詳しくないんですけど、オーストラリアドルがいいんでしたっけ? 最近だとトルコリラとか。

追記:トルコリラさんはお亡くなりになったそうですね。

 

でも確かユーロは日本より金利が低いんでしたっけ。(追記を除き全て2018年3月現在)

 

金利キャンペーン中とかなんとか書かれてるのもいくつかありました。

 

要は、「外貨預金をしたら儲かりますよー」と宣伝してお客さんを獲得しようとしているのです。

 

……しかしこれだけは書いておきます。

 

 

儲けたいなら外貨預金なんてするべきではありません。

 

 

そもそも為替というのは値動きが読めません。

 

世の中の金融商品の中で一番値動きを読むのが難しいと言っても過言ではないでしょう。

 

いくつかセオリーはあります。例えば、アメリカが利上げをすると米ドル高になるとか。

 

……ほんとに? ちなみにこの記事を書いているときは米長期金利が上がったのにドル安になって、有識者とやらが分析ごっこを楽しんでいます。

 

短期ではなく、長期(10年後)のドル円についてすら、円高派と円安派に分かれています。調べてみてください。いろんな人がいろんな予想をしています。

 

要は、為替の行方なんて誰にもわからないのです。

 

明日の為替も、一週間後の為替も、来年の為替も、十年後の為替もです。分かるのは今の為替と、過去の為替だけです。

 

金利だってあてになりません。金利は年に何%でしたっけ?1%とか2%でしたっけ?

 

ちなみにドル円は1日に1円動くことも珍しくありません。金利なんて気休めです。

 

外貨預金は儲かる儲からないの視点で言えば、ほぼ完全な50%50%の勝負となります。

 

儲かる可能性50%、損する可能性50%です。

 

そんなただの丁半博打を、高い為替手数料を払ってやるんですか?

 

金利なんて手数料で消えますよ?

 

やめておいたほうが賢明です。

 

もう一度書きます。

 

儲けたいなら外貨預金をするべきではありません。

 

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2 外貨を持つことの意味とは

 

しかし、私は外貨を持つこと自体には否定的ではありません。それには外貨預金も含まれます。

 

あくまで、外貨預金で儲けようなどという考えは意味が分からないと言っているだけです。

 

というか、私だってドル持ってますしね。

 

しかし、私はなぜドルを持っているのでしょうか?

 

コンビニでドルを差し出しても私は何も買えません。

 

というか、日本にいる限りドルは使い道がありません。日本の通貨が変わらない限り私はずっと円を使って生活するでしょう。

 

海外旅行の時に必要とはいえ、今から持っている必要なんてないですよね。

 

海外旅行に行くと決めた時に両替すればいいのですから。

 

あれ?なんでわざわざ円高のリスクを負ってまで私はドルを持っているのでしょう?

 

正解は、円安を恐れているからです。

 

あれ、円安って儲かるんじゃないの?とお思いのあなた。

 

確かに、ちょっとした円安だと私は円建て資産が増えてラッキーという気分になれます。

 

しかし、円安は円安でも、悪い円安というものがあります。パンはパンでも食べれないパンがあるのと同じです。

 

それは、ハイパーインフレを伴う円安です。

 

別の言い方をすれば、円が信用不安に陥ったことによる円安です。

 

まあ、普通の円安って、円安って言っても本当に円の価値が安くなっているわけではありません。

 

いや、安くなってるんですけど、それが実際の生活に影響を及ぼすことはあまりありません。

 

リーマンショック時の円高のときだって、今だってマックのハンバーガーは100円ですよね?

 

マックのハンバーガーの原材料はほぼ全て外国から輸入しているのに、その日のハンバーガーの価格が為替によって変動したりはしません。

(変動したらしたで面白そうですけど)

 

それは、円安になろうが、円には価値があると世界中のみんな思っているからです。

 

日本人も、アメリカ人も、中国人も、北朝鮮も、テロ組織の人でも。

 

円に価値があるので、好きな時に世界中の好きな通貨に変えることができます。

 

しかし、信用不安による円安というのは違います。

 

信用不安による円安というのは、みんなが円に価値がないと思ったことによる円安です。

 

日本人を除いて「円いーらね」となります。

 

というか、日本人だって円しかないから円を使っているだけで「円使えねー」ってなります。

 

そうなったらマックのハンバーガーは1万円になってしまうでしょう。円に価値がありませんから。

 

分かりやすく言えば、円がジンバブエドルになるということです。

 

しかし、そんなときに役に立つのが外貨です。救世主です。

 

例えばドル。ドルを持っていたらドルの価値は損なわれていないので問題ありません。

 

銀行に預けている円やタンスの中にある円はただの紙くずになっているので、燃やして暖をとるのに使った方がましになってしまいますが、ドルはドルのままでいてくれます。

 

マックのハンバーガーが1万円になったとしても、そのときは1ドル1万円になっているから問題ありません。

 

周りがハイパーインフレで苦しむ中、ドル資産が尽きるまでは少なくとも今まで通りの生活を送れます。(言い換えれば、購買力を維持できる)

 

それが外貨預金の力です。

 

3 日本でハイパーインフレは起こるのか

 

じゃあ、わざわざドルで投資しているお前はハイパーインフレが起こると思ってるの?となりますが、私の答えは変わらず「そんなの分からない」とします。

 

というか、ドルで投資してるのはたまたまドルでしか米国株が買えないからですし。

 

ただ、未来が分からないからこそ、円高によって円建ての資産が減るリスクを負ってでも外貨を持つことに意味はあると思っています。

 

正確には、資産が少し減るのを許容して資産が大きく減るのを防ぐと言った方が正しいでしょうか。

 

そういう保険的な意味で外貨預金を見れば、50%の確率でいい感じに資産が増えるというのは逆に魅力的です。減ったら保険料として諦めましょう。

 

いずれにせよ、我々はこれからも日本円で給料をもらい続けるわけです。

 

ある日、円が紙屑になってしまったときに、今までの労働はなんだったんだとなっては遅いじゃないですか。

 

確かに、戦後の日本円は幸いなことに通貨危機・信用不安に陥ったことがありません。

 

というよりむしろ、安全通貨として崇められています。世界三大通貨の一つです。

 

しかし、世界的にはジンバブエ・韓国・ギリシャ・アルゼンチン・メキシコなど様々な国で通貨危機が起きています。

(まあ、冷静に見ると先進国では起きていないんですけどね。どちらかというと通貨危機は新興国の問題です。……ギリシャは微妙ですが)

 

しかし、未来はわかりません。結局日本は破綻するのかしないのかわかりません。

(破綻すれば当然ハイパーインフレです)

 

わからないからこそ、資産の一部を円ではなく外貨(まあ普通は基軸通貨のドル)で持っておくことに意味はあると思います。

 

今後ずぅっと日本経済が好調で、外貨建て資産が少し減ってしまっても「日本経済が強くてよかったよかった」と思えばいいだけの話です。だって、外貨建て資産が減っただけで、日本経済が好調だったことの恩恵は何かしらによって受けているわけです。

 

自動車保険だって、終ぞ意味がなかったとしても普通の人は「事故を起こさなくてよかったよかった」と思いますよね。ちょっと保険料がもったいない感じもありますが、それでも保険に入ったことを後悔する人はいないでしょう。それと同じ感じです。

 

一方で、日本経済が駄目になればなるほど、外貨が見事な保険としてあなたを助けてくれます。

 

さいごに

 

何度も書きますが、外貨というのはあくまで保険としての意味合いが強いです。儲けるために持つものではありません。

 

 

そりゃね、日本では日本円が法定通貨なんですから、誰が何と言おうと日本円で資産をもつのが普通なんです。

 

しかし、外貨というのは保険という意味では比較的割のいい保険ではあります。日本という国に対する保険としてね。

 

確かに、外貨預金については手数料が高いですから、外貨預金という手段が適切なのかという意味において疑問符がつきますが、外貨を持つ手段は本当にいろいろあります。

 

見た目は円で表示されてても、外国株に投資する投資信託やETFは実質外貨保有と変わらなかったりしますし。(為替ヘッジなし型のみ)

 

意外と外貨は簡単に持つことができます。いろいろ考えてみてもいいのではないのでしょうか?

 

お読みいただきありがとうございました。

 

 

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