とあるオタクの長期投資

投資、時々ラノベオタク

ブラジルに投資するETF【EWZ】


最終更新日:2018年3月

 

どうも、あいうえです。

 

今日はBRICSの一員であり、怪しい部分がいろいろありながらも今後が楽しみなブラジルについてみていきたいと思います。

 

1 ブラジルの各種データ

 

ということで、経済に関係しそうなブラジルのデータを見ていきましょう。

 

以下のデータはすべて外務省のホームページを見て作成したものです。

ブラジル基礎データ | 外務省

 

1 人口:2億784万人

 

言わずと知れた人口大国ですね。

 

また、今後も人口は伸びていくと予測されているため、内需の拡大はまだまだ見込めます。

 

2 主要産業

 

製造業、鉱業(鉄鉱石他)、農牧業(砂糖、オレンジ、コーヒー、大豆他)

 

第一次産品が中心となっております。

 

銅を中心にした鉱業だけでなく、一応原油もかなり取れます。

 

非OPEC加盟国であるブラジルの原油生産量の伸びは原油価格に影響を及ぼしてくると言われています。

 

また、大豆と(外務省のページには書かれていませんが)トウモロコシは、南半球に位置するということで冬の先物価格に大きな影響を及ぼしています。

 

3 名目GDP:1兆7747億ドル 一人当たりGDP:8538ドル

 

人口が多いだけあって名目GDP自体は高いのですが、一人当たりGDPはまだまだといったところ。

 

一人当たりGDPの伸びしろも十分に残っています。

 

4 実質経済成長率

 

2.3%(2013年)、0.1%(2014年)、-3.8%(2015年)、-3.6%(2016年)

 

ブラジルはリーマンショックは普通に耐えたのですが、2015-2016年にかけてのチャイナショック・資源価格の下落によって大きな損害を被りました。

 

その結果インフレの加速と高金利に見舞われ景気後退がおき、マイナス成長ということになりました。

 

一方で2017年・2018年には景気は回復し、プラス成長に戻っていることを述べておきます。

 

スポンサーリンク

5 為替レート

 

為替レートは様々なことを私たちに教えてくれます。ドル / レアルのチャート見てみましょう。

 

yahoo finance より引用

f:id:syougisyougi:20180323130127p:plain

 

先述した通り、2015年にインフレが加速したため大幅な通貨安に見舞われています。

 

一方、最近は景気の回復と高い政策金利に支えられインフレが収まったため、安定した相場になっております。

 

ブラジルのような資源国はインフレに見舞われても、その分資源の輸出が好調になるので、比較的する収まる印象があります。

 

収まってきたとはいえ、ここ十年でみればまだまだレアル安という水準なので、これからどうなるのか注目していきたいです。

 

また、リーマンショック前後も面白いです。リーマンショックによって資金が引き上げられた結果ドル高レアル安になっていますが、その後の量的緩和開始によってドル安レアル高に戻っています。

 

このような歴史から未来の為替を考えてみることも大事です。

 

2 EWZの各種データ

 

次はそんなブラジルに投資するETFであるEWZのデータを見ていきましょう。

 

まずはセクター構成から。

 

ブラックロック社より引用

f:id:syougisyougi:20180323134832p:plain

 

新興国ETF特有の金融が中心となっている構成ですね。

 

金融セクターが多いという特徴は新興国にETFで投資する際には気をつけなければなりません。

 

主要産業は製造業・農業・鉱業ですが、それに実際に投資するわけではないのです。

 

しかし、二位以降は素材セクター・エネルギーセクターが続いているので、そういう意味では資源国っぽさがちゃんとあります。

(素材セクターには鉱業が含まれます)

 

素材セクター・エネルギーセクターが多いという特徴はぜひおさえておくべきところで、景気循環や資源価格の影響を受けやすいということを意味します。

 

一方で、それらのセクターは需給関係をタイトに反映する傾向もあるので、バブルの心配はあまりいらなさそうです。

 

次は株価チャートですが、現地通貨建てとドル建て(EWZ)では見え方が違うので両者を一つにして載せます。

 

青が現地通貨建て、赤がドル建てのEWZです。

 

yahoo financeより引用

f:id:syougisyougi:20180323141350p:plain

 

レアル安によってEWZ的には長らく低迷している株価ですが、現地通貨建てですと景色が一変します。

 

現地通貨建てですと、リーマンショックの高値を既に超えています。

 

まあ、インフレの影響が大きいですが。

 

長い低迷にも関わらずPERが16.3と比較的高いのもその影響でしょう。

 

これをどう見るかは人それぞれですが、私としてはこれ以上レアルが安くなる要素もしばらくは見当たりませんし、次の景気後退時にはある程度買いに行きたい感じがします。

 

タイミングを計るとするならば、アメリカの金融緩和が再開するあたりでしょうか?

 

この辺りの為替の事情は円を使う日本人には悩ましいところですが……。

スポンサーリンク

3 まとめ

 

全体的には有望な投資先だと思います。

 

人口も産業もあまり問題はないでしょう。

 

さらに言えば、レアル安が収まってきているので、ドル建てで見た時のリターンはこれから向上する可能性が高いです。

 

一方、政治的な不安によりレアルがまた安くなってきますと、EWZを買いに行くのは厳しい感じがします。

 

今のブラジルは比較的安定していますが、今後もその安定が続くかどうか注視する必要があります。

 

お読みいただきありがとうございました。

 

 これまで紹介してきたETFたち

 

スポンサーリンク