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一番人気のある総合債券ETF【AGG・BND】


どうも、あいうえです。

 

今回は債券ETF、その中でも一番ポピュラーなAGGとBNDを紹介しようと思います。

 

債券ETFを買おうとして探したらおそらくこの二つが真っ先に候補にあがりますが、債券はどうせローリスクローリターンだから適当でいいやとは思わずに、この記事を読んでしっかりと理解してから購入しましょう。

 

単純に見えて奥が深い債券の世界、その基本となる指標も記事の中で触れる予定です。

 

注:AGGとBNDは経費率、利回り、過去の値動きがほとんど同じと言ってもいいので、以下はBNDのみについて扱おうと思います。ご了承ください。

 

 

1 BNDとは

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BNDとはまあもちろん債券ETFなのですが、その特徴としては、ベータ値、デュレーション、利回り、格付けすべてにおいて非常にバランスがとれたETFだということです。

 

いろいろ出てきたので用語説明

 

ベータ値: 正確には違うが、SP500の価格が1%上がった時にETFの価格が何%変わるかを表したものと解釈して問題はない。2だったら2%上がることになるし、-2だったら2%さがることになる。0ならどのようなときいんも変わらないことを意味する。

 

今回はSP500の価格を基準にしているが、他のを基準にしたら当然ベータ値は変わるし、どれくらいの期間をデータとして参照するかによっても変わる。

 

デュレーション:金利が1%上がった時に債券ETFの価格が何%下がるかを表したもの。金利が上がると債券価格は下がるので、一般には正の値をとる。

 

利回り:一年間に債券価格の何%を金利として受け取れるかを表したもの。

 

格付け:債権の安全度を表したもの。高ければ高いほどデフォルトの可能性は低くなるが、当然利回りは下がる。

リーマンショックの原因になったとして信頼度が微妙に失われている。

 

ベータ値、デュレーションが0に近ければ近いほど価格の動きが小さくなり「安全資産」としての債券ETFの価値は高くなります。

(もっとも、債券ETFでキャピタルゲインを得たい場合はベータ値やデュレーションが高い方がいいです)

 

金利が上がろうと下がろうと、景気が良かろうと悪かろうと価格が一定ということになりますからね。最高の安全資産と言えます。

 

2 BNDの各種データ

 

では、BNDの中身を見ていきましょう。

(すべて2018年6月現在のデータです。それ以外のときでも利回り以外はさして変化がないと思われます)

 

まず、経費率は0.05%です。一番人気があるだけあって、経費率はずいぶんと安くなってます。

 

ベータ値については、何を基準にしてどれくらいの期間で測るかによってずいぶんと変わってしまうので、チャートを見てみましょう。

 

AGGの方がBNDより期間が長いのでAGGのチャートをつかっていますが、二つの値動きはほぼ一緒なので問題ありません。

 

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青色がBNDのチャートですが、2003年からここまでさしたる変動がないことが分かります。赤のSP500と比較すると本当に横線のようですね。

 

ちなみに、AGGの値動きは95$-115$のレンジにすべて収まっています。

 

リーマンショック時ですら、最初は信用不安で下げたものの一瞬で回復し、その後は債券らしく値を上げています。

 

ベータ値はかなり低いことが分かりますね。

 

また、ベータ値と同じくらい大事な指標であるデュレーションは6.1となっております。

 

いろんな債券ETFを見比べてもらえば分かりますが、高すぎず低すぎず普通と言ったところです。

 

これは金利が1%上がるごとにBNDの価格は6%ほど下がることを意味します。逆に金利が下がればBNDの価格は6%上がります。

 

配当利回りは2.57%です。そこそこといったところでしょうか。

 

株式の平均リターンが7-10%であったことを考えると随分と低いです。

 

しかし、常にこれら債券ETFの配当利回りは気にしておいた方がいいでしょう。

 

 

株よりもこれら債券の方が魅力的になる場合がありますからね。一つは株が高値を推移していて株の魅力が落ちている場合、もう一つが債券の利回りが高くなって債券の魅力が高まっている場合です。そのような場合は株よりAGG・BNDなどの債券ETFを買うべきです。

 

また、BND格付け構成は以下の通りです。

 

バンガード社より引用

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米国債とAaaの債券が7割を占めており、投資に向いていないとされるBaa未満の債権が入ってないので、安全度を重視した構になっていることが分かります。

 

というか、投資適格ギリギリであるBaaの割合すら低いです。

 

この格付け構成比率を見ればなぜAGG・BNDが人気なのかが分かるでしょう。やはり人々は債券には安定性を求めているのです。

 

これほど安定・安全であるにも関わらず2%半ばの配当利回りを得られるというのはなかなか魅力的ですね。

 

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さいごに

 

一番普通の債券ETFということでAGG・BNDの紹介記事でした。

 

正直、債券ETFは難しいこと考えずにこれ買っとけばいいと言ってしまっていいと思います。

 

もっとも、社債やジャンク債を使って利回りの高い債券に投資してもいいのですが、それらのベータ値が高い債券を買うことは株式投資と何が違うの? という感じにもなってしまいます。

 

株をやっている人がポートフォリオの安定性を高めるために債券を買うならこれを中心に据えるべきでしょう。

 

また、本記事に出てきたデュレーションやベータ値の概念は債券ETFを比べるに際して非常に重要なものとなります。

 

これらもぜひ覚えていってくださいね。

 

ということでお読みいただきありがとうございました。

 

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