とあるオタクの長期投資

投資、時々ラノベオタク

ROEとかなんちゃらマージンとかFCFとかEBITDAの価値がまったく理解できない人へ


前からずっと気になってたんですが、ROEとか、営業キャッシュフローマージンとか、EBITDAってなんの意味があるんですかね。

 

投資家にとって大事なのはいつだって、その株を買うとどれくらい自分のお金が増えるかであって、要するにEPS(とPER)が一番大事なわけです。

 

もちろんそのEPSが具体的にどう作られてるかを見るために、損益計算書だけでなく貸借対照表やらキャッシュフロー計算書やらがあるわけですが、いつだって大事なのはその株券を手に入れると自分にいくらお金が入ってくるか、なわけです。

 

もちろん、将来のEPSを考慮に入れて考えないと失敗するわけですが、じゃあそのマージンとやらはどれくらい将来のEPSに関係あるんですかと。

 

マージンが改善したらEPSが上がる、悪化したらEPSが下がる、ここまではわかりますが、じゃあマージンが40%の企業とマージンが10%の企業に違いはあるんですか? ROEが5%の企業と20%の企業に違いはあるんですか?

 

高いROEとやら、高いマージンとやらが高いPERを正当化できる理由はなんですか?

 

EBITDAを使うと、企業が支払った利息はなかったことになるんですか?

 

例えばある企業のEPSが減ったとして、なぜそのEPSが減ったのかを考えるときには使えるかもしれません。あ、売り上げが減ったんだな、マージンが悪化したんだな、一時的な要因だな。

 

そのときに元のマージンが何%だったかなんて意味ありますか?

 

その特別損失の結果なにが減ったんですか?株主の資産が減ったんでしょ?

 

何のためにGAAPがあるのか。何のための一般的に公正妥当と認められた会計原則なのか。

 

無理だと分かっていながらも、それでもできる限り企業の状態を「正しく」測定・開示するためにあるんです。

 

そのためにせっかく手間暇かけてGAAPなるものを作ったのに、肝心の投資家様が企業を「正しく」比較するためにNon-GAAPやらEBITDAを使ってるんじゃあどうしようもありません。

 

私はフリーキャッシュフローが好きですが、それでも最終的に一番大事なのはEPSであってフリーキャッシュフローじゃありません。キャッシュを稼いでようが利益がなけりゃだめなんですよ。

 

EPSを維持・増加させる企業が偉いのであって、そのEPSをいくらで購入するのかが大事なわけです。

 

例えば将来のEPSの「変化」を探るのに、マージンって意味がありますが?

 

マージンが高いからEPSが増えるのではなく、売り上げが伸びるから・マージンが改善するからEPSが増えるんです。当たり前の話です。

 

費用を除けば利益が高いので大丈夫です!……馬鹿げていますが、Non-GAAPやら、EBITDAを見るってのはそういうことなんじゃないですか?

 

ROEとかなんちゃらマージンとかFCFとかEBITDAの価値がまったく理解できないのなら、それは非常に正常なことだと私は思います。

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