どうも、あいうえです。
今日は米国株投資をしたいという人むけに、米企業の財務分析をするためのサイトを紹介しようと思います。
もちろん無料なので、安心して利用できるサイトです。
1 Morningstarは課金しろとうるさいのでMacrotrendsを使おう!
米国株の財務データが欲しい場合にMorningstarあたりが普通かなーと思うのですが、Morningstarよりもずっといいサイトがあります。
それがここで紹介する
Stock Research and Analysis | MacroTrends
です。
このサイトは米国企業の現在のデータはもちろん、その時系列データ、さらにPER・PCFR・ROE・配当利回りなどの指標、そしてなんとその時系列データまで眺めることができます。(しかもグラフを使ってるので視覚的!)
特にPERの時系列データは、市場全体のはともかく、個別株のを手に入れるのは非常に大変なことが多いので、それを十年分以上無料で提供してくれるのはなんともありがたい限りです。
正直私がここであれこれと語るよりも見てもらった方が早いと思います(笑)
Amazon - 22 Year Stock Price History | AMZN | MacroTrends
適当にAMAZONのを貼ったので見てみてください。メジャーな指標の時系列データはすべてそろっています。
2 個人的に思う利点と重大な欠点
ここまで読んだ皆さんならすでにMacrotrendsの素晴らしさを十分に思い知ってることでしょうが、一応わたしの思う利点も追加しておきます。
それは、予測PERなどというゴミ指標が一切出てこないことです。
日本株の財務分析では
バフェット・コード | ワンストップで効率的な財務分析ができるツール
が有名かと思いますが、ここでは予測PERが幅を利かせているのとは対照的です。
もちろん、予測PERにも利点はあります。
一時的な利益・損失の影響を取り除けますし、4半期ごとに更新されるとはいえラグのある実績PERに比べ、企業の未来を織り込んだ数字になっています。
しかし、アナリストの数字は楽観バイアスがかかっていることが多く、当てにするのはマジで止めておいた方が賢明です。大体外しますからねあいつら。
(MacrotrendsはPSRも載せているので、一時要因かどうかを見抜く場合はそれを使うか、素直に企業のIRを読みましょう)
Macrotrendsはすべて実績値しか載せないサイトという意味で非常に誠実です。
ただ、欠点もあります。
それは検索機能が無能なところ。
Stock Research and Analysis | MacroTrends
右上に検索欄があると思うのですが、例えばAT&Tを検索するのは不可能です(笑)
Tと入れようがATと入れようがAT&Tと入れようが出てきません。
AT&TはまだTop 25 U.S Stocks by Dollar Volume に載ってることが多いのでいいのですが、そこにも載ってない企業でうまく検索に引っかからない企業だと探し出すのが大変な手間です。
その場合は「企業名+Macrotrends」でグーグル検索しましょう。
さいごに
ということでMacrotrendsの紹介でした。
無料だし、課金しろとうるさくないしでかなり使えるサイトだと思います。しかもUIが非常にいい。欲しいところできちんとグラフが用意されてるのがいいんだなぁ。バフェットコードもこんな感じになってほしいです。
……なんかバフェットコードアンチみたいになってますが、むしろ頻繁に使ってるからこそ文句が漏れるみたいな感じですのでお許しください(笑)
お読みいただきありがとうございました。