どうも、あいうえです。
今日は、買ってみても面白いかなぁと個人的に思っているETFをピックアップしてみました。
IB証券などの海外の証券会社を使わないと買えないETFが中心ですが、サクソバンク証券が最近はありますし、日本からでも意外と簡単に買える日は近いかもしれません。
1 オプション内包型ETF
リンク:Innovator ETFs
オプション取引を使ったリスクヘッジの戦略というのはありますが、オプション取引を内包することによってリスクを抑えたETFというのが去年から出始めたみたいです。
オプションが欲しいなら自分で別にやった方がいいんでないの?という感じはしますが、そこら辺の手間削減もETFのお仕事ですし、オプションを使ったETFは今後も地味に増えていきそうです。
ただまあ、この類のETFを私が買うことはないです。デリバティブを含んでるのはあまり買わないという方針を採用するようにしたので……。
2 新しいコモディティETF
コモディティETFは一部の貴金属を除いて先物をロールオーバーする形で運用されるわけですが、近頃は脳死ロール以外の可能性を追求したコモディティETFがいくつか出てきています。
iSharesの
iShares Bloomberg Roll Select Commodity Strategy ETF | CMDY
はロールオーバーをより効率的に行うのを目的としていますし、
レバレッジETFで有名なDirexionは
Commodity Strategy ETF | COM Fund | Direxion
という、より「戦略的」(Direxionがそう言ってるだけですが)なコモディティETFを出しています。モデルに従ってロングするコモディティを変更してる感じですね。
また、どちらもActiveに見えますが、実際にはインデックスに連動しているだけです。
これについては私も買う可能性が普通にあります。
3 カナダのETF
IB証券はカナダの取引所の手数料も安いのでカナダに上場しているETFを買うこともできます。
大抵は普通のETFですが、中にはMSCI Risk Weighted Indexという珍しいインデックスに連動するETFを取り揃えている会社もあったりして面白いです。
例:First Asset MSCI World Low Risk Weighted ETF (Unhedged)
ただ、流動性が気になるかなぁーという意味で買うかは微妙です。
4 ヨーロッパのETF
かなーり前に紹介したように、ヨーロッパのETFには内部で配当金を再投資してくれるETFがあります。まるで投資信託みたいに。
かなーり前の紹介記事
税金も手間も省けるということでこういうETFをいくつか買い付けて放置というのはいい投資法かなと。
日本の投資信託がほとんど扱っていないスマートベータ系のETFに興味を引かれていますが、特に、売買の手間を省くという意味で以下の二つが気になってます。
iShares Edge MSCI World Multifactor UCITS ETF
Franklin LibertyQ Emerging Markets UCITS ETF
特定の国にベットせずに幅広く投資をし、マルチファクター系を使うことでファクターの乗り換えも省こうという意図ですね。iSharesの方は運用期間もそこそこあって、ベンチマークとの乖離が少ないことも確認できます。
ヨーロッパのETFは買い付け手数料が高いので出来るだけ放置できそうなのを選んでみました。まあ、Franklinの方はETFの上場廃止リスクがやや高そうですが(笑)
次点としてはバリュー・クオリティ系を選好しますかねぇ。
さいごに
まぁ、IB証券の口座を持ってない人が今からわざわざ開いて買うほどの価値があるETFは特にないですが、買える環境があるなら買っても悪くなさそうなETFを紹介してみました。
特に4で紹介したETFはほったらかし投資をしたいなら最善解の一つと言っても過言ではありません。
興味がある人は自分でも調べてみてはいかがでしょうか?
お読みいただきありがとうございました。