とあるオタクの長期投資

投資、時々ラノベオタク

コスパのいい短期社債に投資できるETF【VCSH・IGSB・SPSB】


どうも、あいうえです。

 

今日は短期投資適格社債の紹介をしようと思います。

 

 

1 短期投資適格社債はコスパがいい

 

短期の投資適格社債はコスパがいいです。

 

どこがいいのかというと、大した金利リスクも信用リスクも取らずにそこそこの利回りを得られるところです。

 

特に長短金利差が縮まっている場合、短期側の債券の魅力が増してきたとはよく言われますが、とはいってもインフレ率といい勝負している短期国債では実質利回りが低すぎるなぁという感じもあるのが事実です。

 

しかし、たった数十bpsのために何年も何十年もデュレーションを伸ばすというのも気が引けるという場面があります。例えば私がこの記事を書いている時点で2年債は2.83%ですが、30年債にしたところで金利は3.21%しかありません。28年増やしてそれかぁという感じになります。

 

注:とはいえ、長期側に魅力がないというわけではありません

【攻めの守り】米国長期債券に投資するETF【TLT・EDV】

 

そのような時に使えるのが短期社債。

 

そこそこの信用リスクをとることで利回りを押し上げながらも、デュレーションを抑えることでインフレの亢進による金利上昇に備えることができます。

 

2 逆に言えば器用貧乏

 

しかし、そういった特性をもつものは逆に見てみると器用貧乏であることが多いです。

 

例えば、いざ景気後退が来た場合には信用リスクを少しとってるくせに金利リスクを取っていないので、米国債のような株式の穴埋め効果を期待することができません。

 

また、好景気が続いた場合でも微妙にリスクを取れていないためにAGG・BNDといった債券ETFに比べるとリターンが劣後してしまいます。

 

f:id:syougisyougi:20180926174659p:plain

 

これはAGGのリターン(赤)とIGSBのリターン(青)を比較したものですが、「IGSBなにかいいところあるの?」みたいな値動きをしています。ボラティリティは確かに小さいですが、AGGだってIGSBと比べてるから大きく見えるだけでボラティリティは小さいです。

 

短期社債が強さを発揮する「金利が予想外に上昇するパターン」というのが長年見られていないのがつらいところです。まあ、準現金枠としては優秀だから……!

 

3 VCSH・IGSB・SPSBの比較

 

VCSH、IGSB、SPSBはそれぞれバンガード、ブラックロック、SPDRのETFで、大手3社勢ぞろいなわけで、もはやお好きなのをお選びください状態です。

 

とはいえ、VCSHとIGSBはデュレーションが2.5前後なのに対してSPSBは2弱と一応微妙な、もはや気にする方が馬鹿なレベルの差があることは記しておきます。

 

さいごに

 

非常に個人的な話で申し訳ないのですが、私はこういう器用貧乏キャラが好きなので短期社債が結構すきです。

 

まあ、現実的な話をすれば短期社債に投資をしたいならこれよりもPIMCOの運用しているMINTやLDURあたりを使う方が成績が良くなることが多いです。

 

とはいえ、何度も述べているように準現金として使う分には非常に魅力たっぷりです。リーマンショックでも5%くらいしか下がっていないということで実績も十分ですしね。

 

皆様も余ってる現金の置き場の選択肢として検討してみてはいかがでしょうか?

 

お読みいただきありがとうございました。

 

他記事宣伝

 

比較的コスパがいいという意味では新興国ドル建て債も一応入ります。

【高い利回りと低い為替リスク?】新興国ドル建て債ETF【EMB・VWOB】

 

紹介したETF一覧 - とあるオタクの長期投資