どうも、あいうえです。
本日の記事は私の推しETF・DIVBの売却にかかる記事です。
いやぁ、
株主還元(配当 / 自社株買い)に重きを置いたETF【DIVB】
で紹介して以来ずっと私の推しETF第一位を保っていたんですけどねぇ……。
ああ、この推しは別に一押しという意味ではなく私が好きだという意味ですので特段深い意味はありません。成績面においては少なくとも短期的にSP500を上回るようなETFではないので……。景気サイクルが一巡すればSP500をアウトパフォームしてるとは思いますけどね。
1 なぜDIVBを売ったのか
まず、この記事で書いたように私は株式相場が順調に上がり最高値くらいは更新するという想定の下ポートフォリオを組み、そして最高値を更新したら一旦売却する予定を立てていました。
しかし、私はある予定外の事実によって苦境に立たされます。
それは新興国株の不調。
実は
みたいな記事を書いててですね、SP500が最高値を更新した場合にはおそらくは米国株と仲良く最高値近くを推移しているであろう新興国株を売ることにしていたんですよ。
しかしここ数か月の新興国株の不調は皆さんご存知の通りでして。
結果、好調な米国株⇔不調な新興国株という見事な対比が実現してしまったのです。
こうなると新興国株を売るわけにはいきません。下がってる資産を売るわけにはいかんのですよ!
……じゃあ米国株を売れよとなれば話はいいのですが、ここでの問題点は、もしここから米国株が崩れたとしても、新興国株はさらに大きく崩れるのが目に見えてることなんですよね。新興国株を残して、米国株を売るというのはなかなかに矛盾しているといえば矛盾しているのです。
葛藤の結果どうなしたのかというと、結局DIVBとECONを仲良くぶん投げることにしました。
参考:新興国の一般消費財 / 生活必需品セクターに投資できるETF【ECON】
じゃあどっちも売ってまえ精神。ちなみに、ECONが私のポートフォリオに占める割合はかなり小さいので、DIVBと合わせてぶん投げても全体としては利確という感じになります。
2 なぜDIVBを売ったのか-続き
じゃあなぜDIVBだったのか、なぜECONだったのかということに移ります。
米国系の資産を売る中での候補は3つ、DIVB、USMV、AMLPです。
なお、USMVは米国株低ボラティリティETF、AMLPはMLPです。
まずAMLPは論外。不当に売られ過ぎているということで購入してからはや何か月、こいつは私のポートフォリオにおける稼ぎ頭です。決算期に(当然の)好決算連発で一気に上がった後は材料不足のためだらだらとした展開が続いていますが、やや割安である状況は変わりませんし、モメンタムも良好。こいつを売るようじゃ投資家失格です。懸念は原油価格ですが、60ドル割れしたとしても大きく崩れるようには思えません。
(原油は相変わらず65-70のレンジですね。そろそろ下抜けてもいい頃だと思うのですが……)
するとUSMVとDIVBの争いなわけですが……申し訳ないことにこの二つだと正直USMVの圧勝なんですよねぇ……。
まず、下落耐性ですがUSMVが負けるはずがありません。そのための低ボラティリティですからっ!じゃあ上昇力はというと少なくとも短期的には互角ですこいつら。そして(地味に重要な)流動性も前者の圧勝。
DIVBには私の同情票1票しか入らないということでUSMVの勝ち残りです。
ECONについては新興国資産系の中で流動性が一番低そうだったから白羽の矢が立ちました。ECON以外の3つの新興国資産ETFの運用元がSPDR・ブラックロック、バンガードというのも大きいですね。寄らば大樹の陰。リスク軽減をするなら大手にすり寄るのが普通です。
なので、DIVBを泣く泣く売りましたとさ。
3 DIVBを売った資金はどうしたのか
DIVBで浮いた分のお金はひとまず円転しました。
1200ドル割れした程度でゴールドを買う訳にはいきませんし、かといってMLPを買い足すにはMLPは上がり過ぎました。
まあ、一番魅力的なのは例の買う訳にはいかないゴールドに見えますが、とりあえずは債券の利回りが上がるのを待ちたい感じです。ここまで長期金利が上がらないのも正直想定外ですよ私。これがゴルディロックスかなるほどなぁ。
さいごに
ということでトレード報告でした。
いやぁ、こうやってトレードを報告しなければならないというのはブログのいいところの一つですね。(私は毎月ポートフォリオを開示してます)
トレード欲を抑えるいい手段です。
ブログという形態をおすすめするかと言われたら微妙ですけどね……。カスタマイズとか最近はいじってませんが、正直地味に面倒です。
まあ、次は定例ポートフォリオ開示でお会いしましょう。
お読みいただきありがとうございました。