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長期投資家は毎日株価をチェックすべきか?【日々株価を見るメリットと弊害】


どうも、あいうえです。

 

今日はのテーマは日々の情報収集について。

 

「長期投資家は株価を毎日見る必要がない」という言葉はしばしば耳にしますよね。場合によっては「見てはいけない」とより強い言葉が使われる場合があります。

 

ほったらかし投資というのを薦める人は世の中には沢山いますが、ほったらかし投資というワードには明らかに「株価を見てはいけない」という価値観が見て取れます。

 

ということで、今日はそれに対する私の考え方を述べていこうと思います。

 

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1 なぜ毎日株価をチェックしない方がいいと言われるのか

 

まずは株価を見ないことによるメリットを見ていきましょう。

 

まず言われるのが、株価のチェック自体が時間の無駄だということです。

 

少なくとも長期投資家というのは頻繁に取引をしません。それに、株価を眺めれば株価が上がるわけじゃないんだから、見るだけ無駄だというロジックです。

 

また、もう一つ言われることとして、株価を見てると取引したくなってしまうからというのがあります。頻繁に取引をすることの自体の是非はさておき、少なくとも長期投資を行うという心づもりで投資を始めた場合には頻繁に取引をするべきではありません。

 

株価が上がっても下がっても、利確だとか損切だとか言って取引してしまうのが人情というものです。それは長期投資とは矛盾した行動なので慎まなければなりません。10%、20%下がったくらいで売ってしまうのは賢明ではありませんし、逆もまた然りです。

 

このように、株価を見ることによって何かを得られるわけではないのだから、株価など見るべきではないというのが主張になります。

 

2 株価を見てもいい・見るべき派の主張

 

とはいえ、見てもいい派閥も世の中には存在します。

 

その主張は以下のようになります。

 

まずは、株価を日々見ることによって何か気付きを得るかもしれないという主張です。最近は人工知能による学習が人気を集めていますが、そもそも人間の脳みそというのは非常に学習能力が高いものです。それこそ、自分では意識していないうちに何かを学習していたりします。その結果虫の知らせなどと言って、ちょっとしたことに対して違和感を感じたりするわけです。(なお私は違和感を「感じる」という表現が誤りであるという主張を断固として認めない一派です)

 

また、ちょっとした値動きならともかくとして、一日に10%も20%も下がる、もしくはストップ安になるような事態が起こってしまったら流石に情報を集めるべきだという考えもあります。自分が素晴らしいと思っていた銘柄であっても、決算でおおこけするくらいならともかく、不祥事が発生したとか粉飾決算が判明した場合にはさすがに保有するべきかを考えなくてはなりません。素晴らしいはずの銘柄が素晴らしくなくなったということを意味しますからね。

 

3 どちらの方がより説得力があるか

 

私見を述べますと、見るべきではないという主張の方が一理あると私は思っています。

 

少なくとも、見ないべき派の主張にめぼしい穴は見つかりません。

 

とすれば当然、私は見るべき派の主張に欠陥があると考えているということになるのですが、それを指摘していきましょう。

 

まずは一つ目の、株価を見ること自体に意味があるという主張ですが、これは少しよくわかりません。確かにチャートから学べることは多いですが、そもそも長期投資家というのはテクニカルではなくファンダメンタルズで株価を売買する投資家です。チャートから学ぶということにさしたる意味を見いだせないと思います。

 

また、二つ目の、事件が起こった時に早く把握しなければならないというものですが、これも正直微妙です。そもそも、何かしら事件が起こっている最中に売買をするのは一般論としてよろしくありません。市場が混乱しているというのに、自分から混乱に突っ込むのは売買手数料の無駄です。

 

事件発生に対しては、事前に対策を打っておくか、もしそれをしていない(失敗した)場合には放っておくのがセオリーです。どうせ少ししたら市場は落ち着くので、そこまで待ってから売っても問題ありません。

 

一年に一回だけの株価チェックで初めてすごい下落していることに気付き、その原因を調べ、場合によっては売るというというくらいでも十分間に合います。

(まあ、一年に一回とは言わないまでも、久々に思い出したときに株価をチェックしてみるということまで否定する人はいないはずです)

 

であれば、わざわざ日々チェックする必要はないでしょう。

 

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4 3を踏まえて

 

とはいえ、3を踏まえた上での私の意見は「好きにすればいい」です。

 

少なくとも、毎日株価を見ることの弊害を知っていながら株価を見たくなるのならば株価を毎日見てしまえばいい話です。株価を見て取引したい欲が出てきてしまったらどうするんだと思う人がいるかもしれませんが、それならば取引欲を我慢すればいいだけの話です。株価みたい欲と取引したい欲はどちらかだけ抑えておけばいいものなのです。どちらの欲の方が抑えやすいかという議論はそれこそ無駄でしょう。

 

いずれにせよ、その程度の欲はある程度我慢すれば減衰していきます。これは私が見つけた世紀の大発見ですが、昼間に突然襲ってくるとてつもない眠気の濁流ですら、30分我慢すれば一週回って眠気が消え去ります。(注:夜にはちゃんと寝ている前提です)三大欲求すら30程度の我慢で一週回って消えるのですから、取引欲も比較的簡単に抑えられるはずです。

 

株価を見ることにメリットがあることは流石に否定できないものです。自分が購入した銘柄が大幅に下落した際にナンピン買いをすることができるかもしれません。

参考:ナンピン買いをする際の注意点

 

デメリットをきちんと踏まえているのであれば、見たいのならば見ればいいし見たくないのならば見なくてもいい以上に言うべきことはありません。何日も見ているうちに見ることに飽きてきたら見るのを止めればいいですし、見るのが楽しかったら毎日見ればいいんです。それこそ、楽しいと思っているやっていることに対して「普通に考えて時間の無駄」などという言葉をぶつけるのは無粋以外の何物でもありません。

 

さいごに

 

ということで、私の意見を述べさせてもらいました。

 

そもそも、長期投資家が株価をチェックすべきかという議論は少しずれているものです。株価をチェックすること自体はいいことでも悪いことでもありません。大事なのは頻繁に取引をしてはいけないという部分です。(長期投資においては頻繁に取引をしてはいけないという命題は真であると仮定します)

 

それに対して、株価をチェックしないという予防法を提唱すること自体は理にかなっていることではありますが、しかし、逆に言えば株価をチェックすることを否定できるものでもありません。

 

であれば、株価をチェックしたいならすればいいし、する必要を感じないならしなければいい以外の結論を導くことは私にはできません。

 

お読みいただきありがとうございました。

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