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【AIによるタイミング売買!?】ユニークなオルタナティブETF【HTUS】


どうも、あいうえです。

 

今日はちょっと面白いETF、HTUSを紹介してみようと思います。

 

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1 HTUSはアルゴリズムによってポジションを決める

 

HTUSは非常にシンプルなETFです。

 

まず、アルゴリズムによってその日の市場のスコアを決めます。

 

次に、そのスコアに従ってポジションを決めるわけですが、その際には190%のロングから-100%のショートまで幅広いポジションを取ることができます。

(レバレッジやショートの際は先物を利用。余った分はキャッシュで保有)

 

つまり、アルゴリズムが非常によい相場だと判断したら最大で2倍程度のレバレッジをかけますし、非常に悪い相場だと判断したら空売りを始めるのです。

 

シンプルでしょ?

 

運用元の説明によればその戦略によって

The fund aims to outperform S&P500 over the market cycle, while targeting 80% of the long term volatility of this index.

つまり、マーケットサイクルを通じてボラティリティを抑えながらSP500をアウトパフォームすることを目的としているようです。

 

 

2 言うなればアルゴリズムによるタイミング売買

 

これは言うなればアルゴリズムを利用したタイミング売買です。

 

しかも、SP500という一つ対象に集中したタイミング売買。

 

SP500には基本的に個別株リスクが存在しないので、マクロの動向とか市場のセンチメントをアルゴリズムがうまくとらえられるかの勝負になります。SP500を舞台にした効率市場仮説とアルゴリズムの一騎打ちです。個別株ならともかく、その集合体であるSP500は効率市場仮説が成立するかを確かめる絶好の舞台でしょう。

 

スマートベータなんかは銘柄選びによってSP500を上回ることを目指すものが多いですが、これはポジションサイズによって同じことを目指しています。

 

……なんだかわくわくしません?このわくわく感を共有したくて記事にしました。

 

ということで、本ブログではHTUSのパフォーマンスを追っかけていこうと思います。

 

3 現状(気が向いたときにアップデート)

 

HTUSはover the market cycle、おそらくはマーケットサイクルが一周し終わった際に

1 SP500をアウトパフォームしてる

2 ボラティリティがSP500の80%に抑えられている

ことを目標としているので基本的にはマーケットサイクルが一周しないと最終評価は下せないのですが、途中経過を残していこうと思います

 

f:id:syougisyougi:20180720233322p:plain

 

まず着目したいのはHTUSの運用が始まった2015年7月-2016年にかけて。

 

チャイナショックで相場が崩れる中、悠々と利益をあげていることがわかります。完璧な動きと言っていいでしょう。ええやん!

 

一方、2017年に入り相場がゴルディロックスになると、HTUSはポジションを控えたのでしょうか、一瞬でSP500に抜かれてしまいます。

 

面白いのは2017年末、空売りを仕掛けて踏みあげられている様子が確認できます。そしてHUTSまでもがロングに転じた直後にVIXショック到来で相場が大幅下落。

 

全員が空売りを諦めた時に相場が崩れる(いわゆる踏み上げ)というものがここでもきれいに観測されています。HTUSだめじゃん。それを回避するのがお前の役割じゃろうに。

 

その後2018年10月の急落までは長らく40%前後のロングでしたが、急落数日前から70-80%程度のロングに変えており、やっぱり逆指標となってしまいました。悲しいなぁ。

 

さいごに

 

HTUSの動向は日々

HULL TACTICAL FUNDS(運用会社のサイト)

で確認できます。

 

こういうオルタナティブ系は私自身は購入するつもりはないのですが、アルゴリズムが何を考えているのかを見てみるのは参考になるかもしれません。

 

というか、2017年末きれいに踏みあげられているところをみると、HTUSが踏みあげられたのちにロングに転じたら天井のサイン……みたいな使い方も面白いかもしれません。HTUSという名の新たなテクニカル指標の爆誕です。

 

まあ冗談はさておき、本ブログではHTUSのウォッチを続けていくのでよろしくお願いします。……何をお願いしてるんでしょうか。

(更新した際には毎月のポートフォリオ紹介でその旨を書きます)

 

お読みいただきありがとうございました。

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