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投資信託を買うなら松井証券の投信工房がおすすめな理由【投資信託における証券会社選び】


どうも、あいうえです。

 

玉石混交といいますか、石が大部分を占める投資信託業界も、金融庁による圧力を受けてか随分とまともになっている今日この頃、つみたてNISAもあるしと投資信託に手を出そうという人は多いと思います。

 

少なくとも「とりあえずググる」という技能を身につけておりこのブログにたどり着けてるような方々は、銀行ではなくネット証券で投資信託を購入しようというリテラシーを身につけていると思うのですが、しかし、ネット証券も今や、何社もあるけどどれを選べばいいんだろう状態。

 

そこで、ネット証券といえばSBI証券・楽天証券あたりが有名で、かつそのサービスの幅広さからおすすめされることが多いことは百も承知していますが、この記事ではあえて遅れているとされがちな 松井証券をおすすめしようと思います。

 

実は、こと投資信託に限っては松井証券のサービスの質の高さはネット証券界でもトップレベルだと思っているので、私がそう思う理由も併せてお伝えしていくつもりです。

 

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1 投資信託以外のサービスは正直微妙な松井証券

 

先に申し上げておきますと、松井証券は投資信託以外においては正直微妙です。

 

というより、楽天証券やSBI証券、マネックス証券の下位互換と言ってしまっていいと思います。

 

もちろん、近頃はPTS取引も始めるなど色々頑張っています。

 

しかし、手数料の面で言っても、サービスの幅広さの面で言っても実に微妙。FXのスプレッド争いに関してはやる気を一切感じさせません(まあ、スプレッドは狭ければいいってもんではないですが)強いて言うなら株の売買はそこそこです。

 

なので、株・FXなどといった他のサービスも使う予定がある場合は、松井証券を使わないか、投資信託だけ松井証券みたいな使い道をした方が賢明でしょう。

 

「いろんな意味で誠実だな~」というのは松井証券のいいところなのですが、逆に言えば「誠実さ」などという曖昧なものに頼ってる地点で駄目とも言えます。

 

しかし、その誠実さが唯一生きている分野こそが今回おすすめする投信信託サービスの投信工房です。

 

次項で松井証券のどこがいいのかを説明していきましょう。

 

2 投信工房のいいところ

 

1 扱っている投資信託がすべてノーロード(ブルベア型除く)

 

昔ちょろっと投資信託について書いた記事でも触れたのですが、投資信託を購入するならばノーロード、つまり、購入時の手数料が無料であることは絶対条件です。

 

リターンが不確実な投資という世界において、手数料というのは安く抑えなければいけません。

 

従って、投資信託はノーロードであることが大事なのですが、なんと松井証券はすべての投資信託がノーロード(除くブルベア型)なのです。

 

確かに、他の証券会社を使うにしても、投資信託を検索する際に「ノーロード」の欄にチェックを入れて検索すればノーロードの投資信託がでてきます。

 

しかし、それは逆に言えばあわよくば投資信託の購入手数料もらえないかな~ということでもあるわけです。(購入手数料はブローカーである証券会社に払われます)

 

全てノーロードであるということ宣言しているというのは、ブローカーとして仲介手数料を取りませんよということを宣言してるに等しい行為なのです。

 

購入者としてはわざわざノーロードの投資信託を探すあのひと手間が省略できますし、間違ってノーロードじゃない投資信託を買ってしまう危険性もありません。

 

松井証券の誠実さがいい風に現れている良例でしょう。

 

余談×2

 

ブローカーとして手数料を取らないなら、松井証券はどうやって儲けてるの?と思われる方がいるかもしれませんが、実は投資信託に払う信託報酬の一部は(ノーロードか否かに関係なく)ブローカーである証券会社や銀行に支払われます。

 

投資信託に払う信託報酬にはすでにブローカーへの報酬が含まれているわけですね。……にもかかわらず、さらに購入時手数料を取ろうとする証券会社・銀行はなかなかに強欲です。

 

また、もう一つの余談ですが、実は昔の松井証券はブルベア型関係なくすべてノーロードでした。いつのまにかブルベア型の購入時手数料が1%になり、あげくにブルベア型投信の宣伝をしているのはなかなかに「は?」感がある……というのはここだけの話です。

 

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2 毎月分配型投信に対する姿勢の誠実さは聖人レベル

 

毎月分配型投信というのは、玉石混交な投信業界における石のおおよそ9割を占めるともいわれる、まごうことなきやばい投信です。

 

毎月分配型自体が駄目という訳ではないのですが、その「売られ方」に問題があったと言っていいでしょう。

 

単純に言えば、元本を配当として吐き出すたこ足配当をしているにも関わらずあたかも利益を分配しているかのようにみせかけ、投資情報に疎い人々(主に金をもってるシニア)を騙し、購入させると当時に購入時手数料をたんまりととるという詐欺まがいのことによく使われていました。しかも、高い分配金を出すための高度な投資手法(笑)もなかなかにひどいものです。

 

ネット証券は営業ということをしないのでまだましな部類だとは言えるのですが、それでも人気の高い毎月分配型投信から得られる購入時手数料や信託報酬の山分けを狙ってか、しれっと売られていたりします。

 

しかし、そんな毎月分配型投信に対する松井証券のコメントを見てみましょう。

 

松井証券は、毎月分配型投資信託を「資産形成」のための商品ではなく資産運用の「出口戦略」のための商品と考えています。そのため、毎月分配型投資信託については、積立や再投資ができないように設定しています。

なお、ロボアドバイザー「投信工房」で提案するポートフォリオには、毎月分配型投資信託は入りません。また、WEBサイト上の商品説明では、お客様の十分な理解を得ることが困難と判断する、デリバティブ運用が組み込まれている通貨選択型投資信託やカバードコール型投資信託は取り扱いません。

引用元:毎月分配型投資信託に関する松井証券の考え方

 

いやもう、完璧なコメントです。

 

まず、毎月分配型投信は出口戦略としては使えるという説明から入っています。

 

これは正しくて、つまり、引退生活をしているシニア層が資産を運用しながら資産を取り崩すための道具として毎月分配型投信は有用ですよ、ということです。

 

松井証券はこれを踏まえ、毎月分配型では積立・再投資ができないようにしていると述べています。出口戦略用の投信だから積み立てとか再投資とかするのは文字通りの畑違いです。

 

逆に見れば資産形成は毎月分配しないやつを選んでくださいという意思表示でもあります。

 

……これってなかなかにすごいことです。先ほど申し上げた通り松井証券は信託報酬の山分けによって利益を得ているわけで、積立や再投資をできないようにしてる、つまり簡単に毎月分配型投信を買えないようにしてるって、その利益が減るという意味ですからね。

 

もちろん、毎月分配型投信の正しい使い道は出口戦略なので、積立や再投資の禁止というのは理にかなってます。

 

とはいえ、利益が減るにも関わらずそれを行うってのはなかなかの勇気です。

 

さらに、WEBに書かれてる文字情報だけで判断するのが難しい、デリバティブ運用が含まれている毎月分配型投信は取り扱わないとも書かれています。

 

その、なんというか、デリバティブ型の毎月分配型投信ってのは「高い分配金を出すための高度な投資手法(笑)」ってやつを使ってる投信でして、金融リテラシーが低い人を騙すだめだけに生まれてきたようなものなんですよね……。

 

普通の人の金融リテラシーはあまり高くないので、多くの人が買ってしまうという意味で結構稼げる投信なのですが、それを「扱わない」と明言しています。

 

顧客の利益を第一どころか第三くらいにしか考えていない証券会社が多い中、第二くらいには考えていそうな松井証券のいいところがここにも表れています。

 

3 近頃やる気を感じる

 

松井証券、怪しい投信を売らなかったり、ノーロードでも売れるやつしか売らないという方針のせいか取り扱い投信数があまり多くないのですが、最近はやる気を出して毎月30個ペースで取り扱いが追加されています。

 

もっとも、その9割くらいは石なのですが、逆にいえば毎月1割――つまり2、3個くらいは玉っぽい投信も増えていってるので、その面から言ってもなかなか期待が持てます。

 

当然ですけど、追加されるのはすべてノーロードですからね。

 

さいごに

 

ということで、松井証券の投資信託サービスはいいぞという記事でした。

 

地味に遅れてる証券会社とはいえこういういいサービスを出してくれるというのは嬉しいです。

 

私、普段はETFを使って投資しているのですが、一部のETFで投資しにくい部分について実はこっそり松井証券の投資信託を使って投資してたりします。ホントそれくらいにはいいと思ってます。

参考:ETFを使った投資のメリット【金融業界の革命児】

 

皆様も、投資信託を使って投資したい場合は松井証券を使ってみてはいかがでしょうか?

 

お読みいただきありがとうございました。

 

他記事宣伝

 

昔ちょろっと書いた投資信託についての記事ですね。積み立てNISAに採用されているようなインデックスファンドがおすすめされることが多い中、あえてアクティブファンドを選んでみるという趣旨の記事です。

 

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