どうも、あいうえです。
今日はIB証券に口座を開く上での最大の難関、入金方法について説明しようと思います。
ネットを見てもゴロゴロと情報が転がっておりますが、本記事では一番「正規」っぽい入金方法について説明できたらなと思っています。ではどうぞ。
1 入金通知を行う
口座を開く途中、もしくは開き終わった後のどちらかにおいて入金通知を行うことができます。
ここでとりあえず入金通知を行った後の画面――振込先とか諸々が書かれている画面――をスマホでパシャリとしてください。これは後の振込の段階で使います。
振込先は多分シティバンクの日本にある支店になっているはずです。ローマ字で書かれていると思うので確認してください。
もし振込先がシティバンクの日本にある支店でなかった場合は私にはよくわからないので頑張ってください。
2 振込方法は?
もしちゃんと振込先がシティバンクの日本にある支店だった場合、振込方法は「非居住者口座への振込(円建て)」になります。円建てで大丈夫です。入金後にIB証券内で両替すれば銀行とは比べ物にならないほどいいレートで両替できるので安心してください。
しかし、ここでの問題は非居住者口座への振込というものがなかなかに曲者なこと。
まず調べるとわかるのが、SMBCではどうやらネットでできるということですね。
手数料は800円。
しかしもっと調べると手続きに何週間もかかることがわかります。却下。
ネットバンキングの手続きを既にしていても、追加で外国の送金用に手続きをしなければならないという頭の悪い仕様です。
じゃあ他のメガバンクは……と思って三菱UFJを探すと、ホームページに情報がないというさらなる頭の悪さが待ってます。ホントにメガバンクか? いや、もしかしたらあるのかもしれませんが私には見つけられませんでした。
えぇ……よくわからないなぁ。送金手数料がわからないしIB証券の口座開設やっぱりやめようかな…となりますが、一旦落ち着きましょう。
そもそもネットにこだわる必要はありません。
3 素直に外国送金の窓口に行く
ということで、届け印を持ってメガバンクの外国送金の窓口(リアル支店)に行きましょう。なんとそれで解決です。
私の場合は三菱UFJで行いましたが、多分メガバンクなら全部同じ方法でいけます。地銀の場合はすみませんがよくわかりません。いい感じに調べてくださいませ。
パシャリと撮ったものを見ながら外国送金の窓口についたらやたらと記入が面倒な紙を埋めまして、窓口に渡すだけ。念のために「非居住者口座への送金です」と窓口の人に伝えておきましょう。あとはちょっと待てばおしまいです。
本当にこれだけ。結局、素直に外国送金の窓口に行くのが正解というオチです。
ネットに慣れていると、支店にいって手続きをすると手数料が高そうでやだなぁとなりますよね。外国送金の手数料一覧を見ていると「ネットバンキングを利用すればお得!」みたいに書かれてて不安になります。
確かに、普通の外国送金を窓口で行うと手数料が桁違いに高いです。
しかし、非居住者口座への送金については別の料金体系が適用されるらしく三菱UFJの場合は(そして2019年3月現在は)いくら送金しても800円です。なお、三菱UFJは窓口での外国送金の手数料を上げるようですが、非居住者口座への円建て送金の手数料は変わらないとアナウンスされています。
SMBCのネットバンキングを利用した場合の手数料が800円であることを踏まえると、非居住者口座へ円建て送金はネット・リアル関係なく800円と考えてもよさげです。
お金が絡むので念のために書いておきますが、本記事に書かれている情報は古い・もしくは間違っている可能性があります。
振り込む前に窓口の人に「非居住者口座への送金の手数料はいくらになりますか? 」と必ず聞いてください
最後に
ということであっけなく解決です。このブログにたどり着いてしまうくらいにはネット検索を使いこなしている人だと逆に盲点になる「素直にメガバンクの外国送金の窓口にいく」というのが正解でした。手数料は800円。
もっと手数料を抑える方法はあるかもしれませんが少なくとも一番再現性がある方法はこれだと思います。やっぱり、手法を紹介するなら再現性は大事ですからね。
この記事が皆様のお役に立てたのなら幸いです。
お読みいただきありがとうございました。
追記(重要)
最近は外国送金が厳しくなってる(近くマネロンの監査があるから?)感じなので、送金をする際は以下の物も用意しておくといいでしょう。
1 入金通知の内容が書かれた紙
(入金先が書かれた画面で印刷ボタンを押すと出てきます)
2 IB証券の口座を開いた時に送ってくる書類
(「そういう感じのやつありますか?」みたいなことを聞かれました。私の場合は送金額がさほど大きくなく、かつ1の書類を持っていたので許されたのですが、持っていった方がいいでしょう)
3 送金用の口座に入ってるお金がどこからやってきたか
→給与受け取り口座だったら「給与です」の一言で問題ないですが、UFJを普段使いしていない私は給与が振り込まれてる口座の通帳(ゆうちょ)を持っていって「この口座からお金を移しました」という説明をしました。なのでUFJを普段使いしていない場合はどの口座からお金を移したか分かるようなものを持っていきましょう。
ちなみに、そしたら「ゆうちょの外国送金じゃなくてUFJを使う理由は?」みたいなことを聞かれたりしました。私の場合は「前もUFJを使ったので……」と答えたのですが、いい理由がない場合はこのブログで説明されてたからでもいいかもしれません(笑)
4 マイナンバー関連
ホームページを見る限りいる感じなのですが、実際私が送金した際には要求されませんでした。てか本人確認すらされませんでしたw 厳しくなってるはずなのに、そういうところを忘れてしまって大丈夫なのでしょうか。
とはいえ、用意しておいた方が無難なのは確かです。
また、これはくだらない追記ですが、手続きには1時間弱かかります。そう思うと、銀行側としては1時間やって800円しか売り上げがないわけで、担当職員の給料すらペイできない売り上げということになります。
送金するためにはちょっと偉い人の許可・ハンコが必要なことを踏まえると、私一人の送金のために数人がかりで手続きしてることになります。全員が時給1000円で働いてたという(非現実的な)仮定をしても、それで売り上げが800円しかないなら銀行側は完全に赤字です。
記事の中では「じゃあ他のメガバンクは……と思って三菱UFJを探すと、ホームページに情報がないというさらなる頭の悪さが待ってます。ホントにメガバンクか?」という煽りをしていましたが、ホームページに情報が載っていない理由が分かるというものです。いや、むしろ800円で手続きしてくれてありがたいまでありますね! 銀行最高!!!!!!!!
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