とあるオタクの長期投資

投資、時々ラノベオタク

長期金利とFFレートに対する雑感


 

どうも。あいうえです。今日はFFレートと長期金利に対する私のちょっとした感想を述べたいと思います。

 

あくまで素人の感想なので、この記事の内容によりいかなる損害が生じても責任はとれないことを一応書いておきます。

1 最近の長期金利について

まずは最近の長期金利についてこちらのグラフをご覧ください。

 

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これが最近(?)の長期金利の動向なんですけど、まず注目してほしいのが、1980年以来ほぼずっと長期金利が下がり続けていることです。

 

長期金利が長い下降トレンドにあったことを確認できたら、これにトレンドラインを引いてみます。

上の画像に私が線を引いて加工したものです。

 

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直近の長期金利を見てみてください。

 

そう、実は最近長期金利が、30年以上にわたって継続してきた下降トレンドをブレイクしました。

 

これ雑にトレンドライン引いていい感じにブレイクした感だしてるだけじゃね?という説はありますが、丁寧にラインを引いてもちゃんとブレイクしています。

 

ブレイクしたといってもほんのわずかにブレイクしただけなので、なんとも言えないところはありますが、それでもおおよそ30年続いたトレンドが崩れたというのは相当なことです。

 

金利が0以下になることがない以上どこかでトレンドは終了するわけですが、それでも30年続いたトレンドが終わるというのはなかなかです。

 

もう一度書きますが、30年です。ちなみに私はまだ生まれてません。

 

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極東の失われし国の長期金利がこうなってしまったことを考えるとこのトレンドブレイクはアメリカにとっての安心材料と言えるかもしれません。

 

やっぱり、ある程度景気がよくなったから金利が上がったという側面があるわけですし。

 

一旦長期金利の話はここでおしまいとします。

 

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2 FFレートについて

ということで次はFFレート。

 

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問題はこちらのFFレートです。

 

こちらも長期金利と同様長らく下降トレンドが続いてきました。

 

お手本のような下降トレンドです。

 

このFFレートというのはFRBが決めるもので、景気が悪くなると下げて景気を刺激するということをしてきたのですが、あのリーマンショックではついに0%付近になってしまいました。

 

これは結構な問題でですね、FFレートが0%の状態で不景気になってしまうとどうしようもなくなってしまうんですよ。

 

FFレートを下げたら景気が良くなるのに、下げようがありませんから。

 

とはいえ金利を0にして景気がよくなったらギリギリ耐えたということになるのですが、リーマンショック時はそれでもなお景気が良くなりませんでした。

 

そこで量的緩和ということをして無理やり市場にお金を流して景気を刺激するという政策をしたわけです。

 

でまあ、どこぞの失われし国とは違いアメリカ経済はなんとか量的緩和によって立ち直りましたので、量的緩和を一旦終了し、最近FFレートを引き上げることまでできるようになりました。

 

右端でちょびっと上がってるやつですね。

 

こうやって今のうちに金利をあげておけば、次の不景気では「金利引き下げて景気刺激」という古くよりある手法を使えるわけです。

 

量的緩和は非伝統的金融政策ということで、副作用がよくわからない。なので、あまり使いたくないんです。

 

しかし、こうして金利を上げておけば安心というわけですね。次の不景気では量的緩和に頼らずとも、金利を下げるといういつも通りの手法を使えます。

 

……しかし、ここでの問題はFFレート自体の下降トレンドが終わってないことです。

 

もし、次の景気後退でFFレートをまた0%に下げる必要がでて、さらに量的緩和が必要になるということになってしまうと、リーマンショックと変わらないってことになりますよね?

 

リーマンショック時の金融緩和は「ゼロ金利+量的緩和」という前例のないものでした。

 

そして、それが具体的にどのような影響を後世に残すかはよくわかっていません。

 

しかし、FFレートの下降トレンドが終わらない限り、不景気になるたびに「ゼロ金利+量的緩和」のコンボを使って景気を刺激する必要がでてきます。

 

いやまあ、量的緩和が長期的にどのような影響を及ぼすのかはわからないのでそれが必ずしも悪いとは限らないのですが、正直あまりいい感じもしません。

 

景気後退がもう遠くないと言われているなか、一年先のFFレート予想がまだ2%というのは、残念ながらFFレートの下降トレンドが終わらないことを示唆しています。

 

そうなると、長期金利のトレンドブレイクもまた一過性のもので、このまま上昇トレンドを作るどころかレンジ相場にすらならず、再度下降トレンドを作る可能性がでてきます。

(まあ、長期金利はいろんな要素が絡んでるのでそう単純ではないですが)

 

FFレートの下降トレンドが終わらず、長期金利の下降トレンドも終わらない国となると……Japanの文字が……。

(まあ、次の不景気では量的緩和どころかゼロ金利にせずとも経済が回復するという明るい可能性は一応残ってます)

 

少し余談ですが、Japanとかいう国は次の不景気どうするんでしょうね。

 

アメリカと違って、今もなお量的緩和をフルスロットルで回してる国は次の不景気でどのような景気刺激策をとるのでしょう???

 

これがやっぱり問題でして、マイナス金利・ETF買い入れなんてことを「既に」しているわけです。(マイナス金利自体は日本以外もやってますが)

 

量的緩和・マイナス金利・ETF買い入れをすでに行っている日本と、そのすべてを手札として残しているアメリカ。

 

いくら日本が量的緩和をし続けていても、アメリカがくしゃみしたらインフルエンザにかかってしまうのが日本ですからねぇ……。

 

心配です。

 

日本が心配とはいえ、長期金利とFFレートの話は、アメリカも将来は日本みたいになるかもよ?という話なので、アメリカは日本よりいいという単純な主張をしたいわけではありません。

 

この記事のメインは、こういうのを考えてアメリカの金利動向を見てみると面白いなぁという話です。

 

文体は砕けていますが、内容自体は結構大事な記事だと思います……自分で言うのもなんですが。

 

アメリカ株は日本株とは違って右肩上がり……だったのはいいですが、これからはどうなるの? というのを考えるのにはいい材料だと思います。

 

ということでお読みいただきありがとうございました。

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