どうもあいうえです。
親知らずを見たかかりつけの担当医に「これはうちでは抜けないので大学病院紹介します」と即座に言われたのが一か月前、そして今日丁度抜いてきたのでその感想を書こうと思います。
この記事が、親知らずの抜歯を宣告されて心配になっている人の不安を取り除く一助になれば幸いです。
1 大学病院に行くまで
先ほども書きましたが、まず地元の歯医者で「これはうちでは抜けない」と言われたところから話は始まります。
いわゆる埋伏歯の状態である親知らずだったので、それを抜く設備はないということでした。変な親知らずだから抜かなきゃいけないのかな……と思って受診したのでここら辺は予想通りなのですが、いざ言われると少しへこみましたね(笑)
抜くの絶対痛いし……。
そもそも抜く必要あるんですか?と聞いたのですが、以下のような説明をされて納得しました。
1 炎症が起こる前に抜いておいた方が楽。
→ 一度炎症が起きると、抜く前に炎症を抑えるためにいろいろしなければいけなくなり、二度手間になるみたいです。
2 私は埋伏歯といっても頭の一部がちょびっと出ている系だったので、炎症を起こす可能性が高い。
→ 完全に埋まってる系だとまた話は変わるみたいです。
3 そして若いうちに抜いておいた方が手術自体が楽だし術後の直りも早い。
ということで大学病院を紹介されました。
そのときに、「初回で抜くことはないから安心してね」と言われたのは私を安心させてくれましたね。
初回は親知らずの状態の確認と抜く日程を決めるだけだからと言われました。
2 大学病院にて
ということで大学病院。
私は幸運なことに大学病院のお世話になったことがなかったので、初大学病院でした。
で、初回は地元の歯医者での説明どおり何事もなく終了。レントゲンを撮ったくらいです。特筆すべきことはなし。これから親知らずで大学病院っていう人も初回は気負わずに行って大丈夫です。
でも、手術の注意事項とかの説明はあるのでそれはちゃんと聞きましょう。
また、多分その時に担当するのは研修医なので当日抜いてくれる先生とは違います。
そして一か月後、丁度記事を書いている今日ですが抜いてきました。
流れはこんな感じです。
1 普通の歯医者にあるような椅子に座る
2 麻酔をかけられる(痛い)
3 麻酔がかかったら顔に布をかぶせられる(口のとこだけ穴が空いてる系)
4 抜く(意識はあるが、麻酔のおかげで何をしているか全くわからない)
5 止血して終わり
正直1235は大した話ではありません。麻酔は痛いですが、それは我慢するしかないですね。
ということで4の抜いている最中の話をします。
まず、基本的には麻酔のおかげで何も感じません。
歯茎を切って中の親知らずを抜くと言われていたので、歯茎を切られる感触くらいは(痛くないとはいえ)するのかなーってビクビクしていましたが、まったく感じませんでした。自分の肉が切られる感触を味わわなくてよかった……。
ホントいつ切ったんだろ……。
いざ抜き始めると親知らずの周辺をぐい~って押される感じがします。
抜くってことは引っ張られるのかなーって思ったのですが、私の場合は押されましたね。
歯を削ってるときは押される感触がするのも分かるのですが、「はい抜き終わりました~」と言われる直前もぐい~って押されてたので、地味に謎です。
めっちゃ押されてつらいのですが、痛くはなかったです。本当にまったく痛くなかったので、これからって人は安心してください。
で、抜いた後は縫ったらおしまい。
私の場合は抜きやすかったのか結構すんなり終わりました。
しかし、ネットを見ると数時間かかったという方もいるので個人差があるようです。
追記:私も2本目は少し時間がかかりました。
まあ、時間がかかっても麻酔がある限り痛くはないので、顎が疲れるだけで済むと思います。2本目のときの医者の麻酔のかけ方が1本目のときの医者より弱かったので少し心配したりしたのですが、その時も最後までまったく痛くありませんでした。
というか、親知らずの抜歯なんてめっちゃポピュラーな手術なわけで、医者による個人差はあれど麻酔のかけ方をミスるなんてことは起こらないよなぁと冷静になった今なら思えますね(笑)
ちなみに、私の場合は口を開けるのに開口器を使いました。
私の場合は口を開くのを維持できないということで使いましたが、そうでなくとも使った方が楽だと思います。抜く前にお願いしてみたらいいかと。
3 抜いた後
麻酔が切れるまでは術中と変わりません。
めちゃくちゃしゃべりづらいだけです。あと水が飲みずらい。
で、薬を処方されました。抗生物質と痛み止め。
麻酔が切れ始めたときぐらいに飲み始めました。
その痛み止め君がなかなか有能で、今のところあまり痛くありません。
とはいえ、薬が切れ始めると痛いです。
他に、よだれが血で赤かったり、血の味が口にしたりは術後半日経った今もしますが、これは事前に説明されていた通りです。
ということであまり問題なし。
手術自体もそうでしたが、術後も含めて思ったより痛みはないな~という感じです。
結局一番痛かったのは手術前の麻酔でしたね……。
追記
上に書いてある体験談は1本目のときのもので、実は翌日口の中にめっちゃ大きな血餅が出来ててびっくりしたりしてます。でも血が止まってたら問題ないそうです。
また、2本目のときは医者が丁寧だったのかほとんど血が出ませんでした。ここら辺も医者の個人差があるようです。おそらく一人目が強い麻酔+力ずくの抜歯タイプで、二人目が弱めの麻酔+丁寧な抜歯タイプだったのかなぁと。
先ほど2本目を抜くときは時間がかかったと書きましたが、それも抜きづらいときにドリルを使って親知らずを小さく削ってたからですし、1本目のときにぐい~と押されたのはゴリ押しで抜いたからかなぁなんて今は思います。
4 親知らずを抜くのにかかった費用は?
親知らず自体には4000円ちょい、薬はジェネリックだったので410円でした。
さすが日本の保険です。安~い。国民皆保険制度が崩壊しないのを祈るばかりです。
後は、これから消毒と抜糸のために地元の歯医者に2回通う必要があるので、それで少し増えるくらいですね。
追記 消毒と抜糸はとくになにもありませんでした。ワンコイン受診。
5 まとめ
ということで、親知らずを抜いてきた感想でした。
全体としては思ったより痛くない・楽だったというのが私の印象です。
「大学病院で親知らず抜くことになっていろいろ心配だからググった」なんていう方は安心してください。
麻酔と痛み止めがあなたを守ってくれます。
やっぱ西洋医学様様なんだよなぁ……。
お読みいただきありがとうございました。